公文で身についた「毎日の学習習慣」
我が家では、海外赴任が決まる前から子どもに公文(KUMON)をやらせていました。
公文の一番の魅力は、机に向かう習慣を強制的に作れることです。
幼稚園の頃から、毎日10分でもプリントに向かわせるのが我が家のルール。
「今日は疲れたから休もうよ」なんて言わせません。
朝顔を洗うように、必ずプリントに向かう。
それが当たり前になったからこそ、海外に出てもブレずに机に向かえたのです。
海外で役立った公文の力
- 計算の基礎力:掛け算・割り算は入学時点でスムーズにできていた
- 日本語の読み書き:漢字練習が習慣化していたので、日本語力が落ちなかった
- やり切る粘り強さ:プリントをコツコツ仕上げる姿勢が海外でも活きた
海外生活のスタート時、現地校の授業はほとんど理解できません。
でも「算数なら分かる」「漢字ならできる」といった 自信のタネ があったことは、子どもの自己肯定感を大きく支えました。
公文の課題も正直に
もちろん、公文はいいことばかりではありません。
- プリントの量が多く、親のサポートが必要
- 単調な繰り返しに子どもが飽きやすい
- 海外では教室が少なく、続けにくい
我が家も「プリントやりたくない!」と泣かれた日が何度もありました。
でもそこで親がブレてはいけません。
「やると決めたら、やり切る」――これを徹底させるのが親の役目です。
公文だけでは足りない部分を補う方法
海外では公文の教室が少なく、家庭だけで進めるのには限界がありました。
そこで我が家は「通信教材」と組み合わせることにしました。
- Z会:中学受験レベルの学習もでき、日本の偏差値が出るので安心
- 進研ゼミ:動画やアプリで子どもが自分からやりやすい
公文で基礎を固めつつ、通信教材で応用を伸ばすことで、帰国後もスムーズに学校に適応できました。
まとめ|公文は「海外スタートダッシュの土台」
帰国子女教育で一番怖いのは「出国してから何も準備していないこと」。
公文はその準備として、学習習慣と基礎力を作る最適な教材でした。
海外に出ても「公文をやっていたから助かった」と実感しています。
ただし、海外では通信教材と組み合わせてバランスを取ることが必要です。
👉 我が家が実際に使った通信教材はこちらの記事で紹介しています。
 
  
  
  
  
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